認知症の方のご家族へ 成年後見制度体験記
ご家族が認知症であるという事は、大変なことが多いですよね。
心中お察しいたします。
私の父（６６才）も認知症です。
６０才頃から歩き方がゆっくりになり、
少しずつ口数が少なくなり、判断力が低下しそして金銭トラブルが増えていきました。
未公開株を買いました。建物が建てられない市街化調整区域の畑も買いました。
知人にお金を貸しました。
そして毎日投資のセールス電話が家にかかってきました。
１度だまされると業者の間で顧客リストが回るようです。
「借金の保証人になったらどうしよう」
「又大きな買い物をしたらどうしよう」
心配で心配でたまりませんでした。
解決方法を調べていくうちに｢成年後見人制度」を知りました。
「こんな制度があったんだ！！これは申請しなければ！」
というのも「成年後見人制度」を利用すれば、大きな買い物しても
借金の保証人になっても、後見人（母）が取り消すことが出来るのです。
又貸したお金の請求の裁判を父に代わってすることが出来ます。
その後母と７ヶ月かけて準備をしました。早ければ３ヶ月で受理されるそうですが・・。
たくさんの書類を集めたり、病院の先生に鑑別書をなかなか書いてもらえなかったりと
思った以上に苦労しました。
司法書士の方に手伝ってもらう場合も多いとのことです。
申請が受理された後は、苦労の甲斐があって、
土地購入の取り消しを求める、調停を申し出ることが出来ました。
そして土地の代金を、一部ですが返金してもらえました。
又知人に貸して返ってこなかったお金も、裁判をして返してもらうことが出来ました。
認知症のご家族の方で、同じ様なお悩みをお持ちの方が制度を利用し、一人でも多く、
問題の解決されますことを祈っております。
もしお力になれることがございましいたら
まずはお電話やメールにてお悩みなどご相談ください！
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「はい、はなえみ指圧マッサージ、青木です！」
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